江戸時代姫君の婚礼道具は贅を尽くして調度されましたが、美術館等に保存され今でも拝観する

  ことが出来ます。

実生活の中で使用する香は「空薫き」と言い下図のような火取香炉(阿古陀香炉)

を江戸時代以前に使っておりました。      

   

ここで焚かれた香は、伽羅などの沈香香木、薫物(練香)等でした。

その後、聞香炉や一般に言う香炉等で炭団の熱を利用しておりましたが、

香そのものの形態変化により香を鑑賞するための道具も大転換しております。

 

香道は規定の作法で香木を焚き、その香気を鑑賞しますが、御家流や志野流等多くの流派があります。

そこで使用される道具が香道具です。

流派により多少異なりますが、主なものは乱箱、聞香炉、本香盤、試香盤、重香合銀葉、香筋建、火道具等です。

香を焚き、おもてなしをするのにも相応の香道具が必要です。

同時に使用する方の立場にたって使い易いものでなければなりません。

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棒状の香に火をつけて楽しむ。

 

       

 

円錐状の香に火をつけて色々な形状の香炉で楽しむ。

 

 

火を使わず楽しむ。これは現在販売されていませんが、アルコールの

気化熱を利用するもので、香も球状でカラフルです。

 

 

最近発売された「すずろ」という電子香炉です。

セラミックヒーターで加熱し、5段階の温度調節が可能です。

色々な香を安全に楽しむことが出来るようです。

ただお値段が高いのが気懸かりです。